間合い3
前回、前々回の記事に引き続き、「間合い」の伝統事例紹介第3弾です。 写真は、京都鴨川の納涼床です。 納涼床が、人と季節との「間合い」の空間となっています。 納涼床は、冷房が発達した現代でも、真夏の暑い時期に、毎晩大繁盛しています。 納涼床があるから、店が客でにぎわい、 納涼床のにぎわいが、周りから見えるから...
Fit建築設計事務所のブログ
前回、前々回の記事に引き続き、「間合い」の伝統事例紹介第3弾です。 写真は、京都鴨川の納涼床です。 納涼床が、人と季節との「間合い」の空間となっています。 納涼床は、冷房が発達した現代でも、真夏の暑い時期に、毎晩大繁盛しています。 納涼床があるから、店が客でにぎわい、 納涼床のにぎわいが、周りから見えるから...
前回に引き続き、「関係性を間合いによって建築化する」ための間合いの伝統事例紹介です。 左の写真は、多くの人がご存じの、龍安寺の「石庭」です。 上の写真は、誰もいない時の「石庭」の縁側です。 下の写真は、普段の様子です。 ここでは、この縁側空間が、人と「石庭」との間合いを生み出しています。 行ったことがある人...
先日、ホームページに、コンセプトをUPしました。 その中で、私たちは「関係性を、間合いによって建築化する」ことをコンセプトとしています。では、その間合いとは、具体的にどんなイメージのものなのでしょうか? 様々なあり方があっていいと思いますが、ここでは、いくつかの伝統事例を取り上げてゆき、歴史の中からその概念...
「自立循環型住宅」ってご存知ですか? これはエネルギー消費を従来の50%に抑えるための住宅の概念です。 財団法人 建築環境・省エネルギー機構によって、そのための具体的設計手法が「自立循環型住宅への設計ガイドライン」として公になっています。 このガイドラインの感心するところは、とにもかくにも非常に簡単なこと。...
休日の今日、家の近くをぶらぶらしていると、普通の住宅地の中で、フランク・ロイド・ライト+遠藤新の建物を発見しました。「自由学園明日館」(みょうにちかん)で重要文化財だそうです。 時間があったので、スケッチしてみました! 全体的には、質素で落ち着いた印象なのですが、ところどころに見られる独特の装飾的ディティー...
1月に入ってから、荻原雅史建築設計事務所さんとコラボレーションして、とある案件に取り組んでいます。 普段とは違う環境で、いい刺激になります。
縁あって、東京ガスの「SUKIMA Project」を見せて頂きました。 詳しくは東京ガスのHPまで。 このプロジェクトは栃木県宇都宮市で2007年から計画され、2008年11月に竣工しました。 プロデューサー兼建築家として伊東豊雄氏がパヴィリオンを、藤森照信氏・西沢大良氏・藤本壮介氏がそれぞれ住宅を建てて...
年始休暇最後の今日は、代々木公園に行ってきました。 天気がよく、丹下健三さんが設計した代々木体育館をスケッチしてみました。西日に黒々と炙り出された威容なシルエットが放つその迫力は、非常に圧倒的でした。 ところで、代々木体育館の屋根の造形は、神社建築がモチーフになっているのはご存じですか? 今までそんなに意識...
明けましておめでとうございます。 本年も何卒よろしくお願いいたします。 2009年がみなさんにとって、飛躍の年になりますように!
例の浅草文化観光センターのコンペ。結果が発表されています。やっぱり隈研吾さんが獲ったみたいですね。 「積層する屋根」 これっていままでありそうでなかった画期的な考え方な気がします。