中野の家！現場に設備と詳細の打ち合わせに行って来ました。
上棟式から少し時間が空いてしまいましたが、順調に進んでおります。
写真は階段が付く前の吹き抜け。
模型でいうとこの部分です。

少し角度が違うけれど、イメージわきますか？
この住宅は敷地環境の長所を引き出すために、
東西交互に段々と上がって行くスキップフロア形式をとっていますが、
この階段のある吹き抜けが中央で空間をつないでいます。
朝に夕に、雨の日に晴れの日に
笑った日もけんかした日も、入学式の日も卒業式の日も
人や会話や空気が行き交う「家族の風景」があるのかと思うと
過ぎて行くこれからの長い時間をもう、過ぎた後かのように感じて
愛おしさすらおぼえます。（時間を数十年単位で先走り）
ピナ　バウシュ（コンテンポラリーダンスの振付家）は言いました。
「私が知りたいのは、”どう身体を動かすか”ではなく”何が身体を動かすのか”です。」と
”何が、空間をつくるのか”
その要素について、3人で議論を重ねる毎日です。
は！現場の話全然していませんね
久々に模型写真を見たら、うっかり
大工さんが刻む木の香りの中、様々な業種の職人さんが丁寧な仕事をしてくださり、
建物がきれいに出来上がっていくのはとても嬉しいものです。
が！いつもみっちり真剣に打ち合わせ！！
工務店さんや職人さんの質疑に迅速かつ最善の解答をしたいと思うあまり、
毎回フラフラになって帰ります。。（笑）