現地調査
Fit今日は3人で神奈川県某所まで現地調査に行きました!
都内は朝から霧のような雨が降っていましたが、役所や行政の調査を終えて敷地に着いた時には快晴。
見晴らしの良い敷地の中や周辺を行ったり来たり。
朝、どちらから光が欲しいのか。
午後の採光はどの方角から採るか。
階段の位置はどこか。
現地でスケッチを描きながら相談します。
敷地内での配置計画や太陽の動きを確認するばかりではなく、周囲からどう見えるかなどを
確認して、開口部や壁の最適な位置を考えます。
不用意に大きな開口部を明けると中が丸見えになることも。。
さて、下の写真は弊社山本さんの後ろ姿ですが・・・・
赤い棒を天に突き上げていったい何をしているのでしょうか。。。??
さては!山本さん魔法使い!!
ではありません。
”お隣の敷地ギリギリに家が建った場合に、どのくらい風景が切り取られるか”
と、いう極めて真面目な検証をしている姿です!(青い部分は見えなくなる)
失われるかもしれない景色を当てにして計画をしてはいけませんので。
お察しの通り、こんなことを住宅街の空き地でおこなっているとご近所さんや通行人の方々に
「なにしてるの!?」という警戒の視線をいただきます。。そりゃそうだ。
しかし、それでめげたり止めたりしたら良い建物はできません。
紙の上でいくらキレイな絵が描けても、風景や太陽との関係を良いものにできなければ意味がない。
現地調査をする建築家の見た目は大変怪しい集団ですが、
長所を最大限に生かし、短所は優しくカバーしたい! と、真剣になっているだけですので。。
あたたかく見守っていただけたら。。。
さほ
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