お宅訪問記
しばらく前のことですが、「小さな森のアトリエ」とホームページでご紹介しているM様邸の、美術教室のオープニングパーティーに呼んでいただきました。
下の写真は、パーティーの様子。
絵画教室の生徒のみなさんでとてもアットホームな雰囲気でした。
ところで、この建築は教室用のアトリエとご自宅が、コの字型にレイアウトされて、その中庭が特徴的となっています。
↑中庭の 「昼」 の様子。
↑中庭の 「夜」 の様子。
↑中庭からアトリエ内を見た様子。
室内の灯りによって、中庭が印象的に照らされます。
↑中庭を別のアングルから見たもの
下の画像は、建物の設計意図を描いた図です。
一番下の絵は、お施主様が建物完成後に描いてくださったもの。
なんとなくとても楽しそうな雰囲気が伝わってくるようです。
(M様、描いてくださってありがとうございました!)
私たちは建物を設計するとき、土地の風土とともに、建物の実用性やアフォーダンスを分析しながら、ひとつひとつ合理性を積み上げていくよう心掛けています。決して、コンテンポラリーアートとして建物を設計しようとは考えていません。
でも、そのようにして出来上がった建築が、設計者の意図を超えたストーリーを持つことがあることも、建築の一つの魅力なのだろうと、この絵を見て大切なことに気づかせていただいた気がします。
ちかいうちに、ホームページの作品紹介のところに、設計意図解説文章をアップします。お楽しみに!
私が書くブログ記事は、おそらくこれで今年最後の予定です。
2012年お世話になったみなさまありがとうございました。
すこし早いですが、このブログをご覧いただいたみなさま、よいお年をお迎えください!
山本
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