6度
はじめまして。
ブログ初登場の佐保です。
さいたまの家は今日から配筋工事が始まります。
朝一番に建物の位置や高さ、配置に間違いがないか再度確認に行って来ました。
ここで間違いがあると、後でみんなが泣く目にあうのできっちり検査。
建物の一部が6度振れているので、寸法がおさえにくいのですが、きちんと墨が出されていました。
当たり前のようですが、どんなに大きな建物も、材料を手で運び加工して作ります。
そこには季節があり、温度やにおいがあり、職人さんがいて慎重に作業ををしています。
設計中、私がどれほど夢中になって頭のなかや図面の中に完成する建物を思い描いても
決して得られないものが現場にはあります。
長い時間をかけて相談し、設計したものが現実に原寸でできていく様子は
何度みてもどこか不思議で、なんとなく晴れやかな、緊張感のあるものです。
それは「現実に存在するという事実」。
わたしも事務所でマウスばっかりにぎってない太陽の下でみんなと一緒につくりたいよう!
と、いう衝動を抑え大人しく電車にのりました。。。
さいたまは少し紅葉が始まっていましたよ。
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