不動産は、今が底?
「モリモト、負債総額1615億2000万円で民事再生。」
これは数日前のニュースですが、モリモトといえばデザイン性を売りにして急成長を遂げつつあった新興ディベロッパーです。不況に負けない業務コンテンツを備えているイメージがあったのですが。この不動産不況、底なしの様相を呈してきました。
ところで先日、知人に教えてもらった、とある不動産業界のセミナーに向学のために参加しました。おそらく300人以上の参加者が集まる大変盛況な会合でした。3名の講師の方が講演され、「サブプライム」とは何か?みたいなことから、最新の不動産サービスの具体的事例紹介に至るまで、非常に興味深い話が聴けました。印象的な言葉をいくつか紹介したいと思います。
●最近、アウトレットマンションという名のたたき売りが多く見受けられるが、どちらにしても損をするなら、とにかく短期間で売り切れ!
値下げによる勝負は、時間をかければかけるほど、その会社とってもよくないし、業界に膿をまき散らすだけ。
●キャッシュを得るために不動産を手放す人が多くなり、確実に土地の値段は下がる。
土地の値段が下がれば、必ず新しいビジネスチャンスは出てくる。
こんな時だからこそ、よい不動産案件はどんどん出てくる。
●現実的には、商品の価格を下げるだけでは、売れないケースも多く発生している。単なる値下げ競争に、必ずしもすべての客が魅力を感じているわけではない。
値を下げるのではなく、サービスを上げていかないといけない。
だそうです。。
希望が見えました?
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