私たちの事務所から西武新宿線ですこし行ったところに、「ちひろ美術館」というちいさい美術館があります。
画家のいわさきちひろの美術館で、建物の設計は建築家の内藤廣氏。
敷地は、かつてちひろさんが実際に住んでいた場所らしく、普通の住宅地の中にあります。
⇒http://www.chihiro.jp/
休日の昨日、初めて行ってきたのですが、とても素敵な美術館でした。
もちろんいわさきちひろさんの絵や、内藤さん設計の建物の中身も素敵ですが、なによりも、手入れされた中庭がとても印象的でした。
まだ新しくて、現代的な建物ですが、
すごく身近で、なんとなく懐かしい感じ。
何でなつかしいと感じるのかなと考えてみたのですが、
縁側があったり、
テラスがあったり、
四季を楽しむための工夫が盛り沢山だから？
「四季を感じる空間」＝「なつかしい」
って、直接は関係ないはずなのですが、
なんとなくそう感じてしまうところが不思議なところです。
私たちは、「四季を感じられるすまい」を常日頃考えているつもりですが、まだまだ奥は深そうです。