建築と不動産のあいだ
本日は書籍のご紹介。
弊社がいつも土地探しをお願いしている創造系不動産の社長、高橋さんが
「建築と不動産のあいだ」という書籍を出版されました。
その内容がとても興味深いので、ご紹介させて頂きます。
弊社でも取り組ませて頂いております、土地探しから設計事務所がお手伝いするという進め方を、
実例と体系的な方法論を用いることで、より具体的に、よりわかりやすくご紹介されています。
建物、とりわけ住宅を計画する際に、建築主の方はまず不動産屋に行き、
土地の購入を決定した後で、設計事務所なり、工務店なりに相談するというのが、
現在では一般的な進め方になっています。
しかし、私たち設計事務所のところへ来られる際、ご希望の建物を建てるだけのご予算が残っていない、
ご希望の建物を建てるには土地が適切ではない、といった問題を抱えていることが時々あります。
そういった際に、「土地の購入前に来ていただければよかったのにな。」と思っていました。
そういった問題点に対して、土地探しの最初からお引き渡し後まで、不動産業者と設計事務所が一緒に組んで計画を進めていくことで、
建築主にとっての様々な不利益を取り除くことができるということが、この本を読めば大変よく理解できます。
これから、住まいをご計画のされる方にとって、ぜひ読んで頂きたい1冊です。
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