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Fit建築設計事務所のブログ

まったく大した話題ではないけれど、最近少し気になった話題を一つ。
年初めの首相や官房長官の念頭挨拶のニュースなどを見て、
新たな成長戦略の一つである「クールジャパン戦略」なるものが少し気になったので、
その内容を読んでみました。
それによると『我が国が引き続き、暮らしぶりを向上させ、活力のある発展を遂げるためには、機能や価格といった従来のものづくりの価値軸に加え、新たな着眼点からの価値創造が必要になっています。そこで、(中略)生活者の感性に働きかけ、感動や共感を得ることで顕在化する価値を「感性価値」として着目』すべきだそうです。
また、以下のようにも記載されています。
『1.競争力を脅かす構造変化に直面
 我が国産業は、人口減少に伴う量的需要減、近隣諸国の追撃など構造変化に直面。競争力を維持・向上させていくために不可欠な差別化やイノベーションの要素を考える上で、改めて「いい商品、いいサービスは何か」という基本的な問いに立ち帰って検討が必要。
2.「いい商品、いいサービス」とは
 作り手のこだわり、趣向、遊び、美意識、コンセプトなどが、技術、デザイン、信頼、機能、コスト等によって裏打ちされ、ストーリーやメッセージをもって「可視化」し「もの語り」化することにより、これが、生活者に「感動」「共感」をもって受け止められる商品やサービス。
3. 感動、共感、共鳴が価値を生む
 作り手の感性に由来するこだわりやスピリットが、ものやサービスに息づき生活者に語り始めるとき、つまりは「もの語り」として生活者の感性に訴え、感動、共感、共鳴を得たとき、それは特別の経済価値を生み出していく。』
私たちが、建築の設計という作業を通して、お客様にご提供したいサービスとは、まさにそういうことなのかもしれません。
なんか私たちがぼんやりと考えていることが、
文章に分かりやすくまとめられている気がしたので、紹介させていただきました。
↓↓↓
http://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/creative/kansei.htm
そんなことがいろいろなところでどんどん実現されてゆくといいですね!

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